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名古屋城木造再建が遅れている理由 [ニュース]

名古屋城201910.jpg

2020年3月5日 朝刊 中日新聞市民版より
名古屋市議会2月定例会での代表質問。
名古屋城天守の木造復元事業で有識者会議「石垣部会」が強く反対していた
基礎工事工法を見直す考えを明らかに。
事業の進捗が遅れいていた現状が大きく転換する可能性。
基礎工法は「はね出し架構」
木造天守最下部の支持構造物を石垣の側面に食い込ませる形で
天守を支えることで石垣への荷重負担を軽減する狙い。
名古屋城はね出し架構.jpg
(中日新聞朝刊より)

この工法では石垣の一部を解体して積み直す必要があるため、
部会は「国の特別史跡である石垣の本質的価値が失われる」として一貫して反対。
このため市の復元計画に文化庁の事業計画が下りず、従来計画していた2022年の
完成目標の断念につながった経緯がある。
この工法を採用する限りは部会の理解が得られないことを指摘した
市議会議員に対し見直しを明言。
この答弁を伝え聞いた石垣委員の1人は
「はね出し架構の見直しは大きな前進。石垣を保護したうえで
木造復元を進める名古屋市長の新方針を具体的な工法として
落とし込めば、部会や文化庁の理解も得られやすく事業が
大きく進むだろう」と話す。
観光文化交流局長は
「木造天守の新たな完成目標は
2028年10月が現在検討している唯一の案」と述べた。


 ※一部抜粋、個人名は省略しました。


このような事情は知らなかった。

2020年2月29日から2020年3月15日までコロナウィルス感染拡大防止のため
名古屋城本丸御殿、西南隅櫓、階段体験館(ステップなごや)
の建物内への入場を一時的に休止します。(それ以外の屋外のご観覧は可能です。)

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タグ:名古屋城
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