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名古屋城の石垣調査、復元は難航? [栄と名古屋城 周辺]

2018年5月6日名古屋城天守閣最終日に撮影した天守閣の石垣。

北西の石垣のようす。
石垣調査用の足場が組まれています。
名古屋城天守石垣1.jpg

石垣の説明。
名古屋城天守石垣の説明.jpg

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エレベータが付いている天守閣北側の石垣。
名古屋城天守閣北側.jpg

現実的にエレベータを付けるとなると、この塔屋をのばすしかないのかな。

巨大な天守を支えていた石。
説明中「再建」とあるのは、コンクリート製天守閣を再建した時のことだと思います。
名古屋城天守礎石説明.jpg

名古屋城天守礎石.jpg

最後に中日新聞プラス
「歴史好きの目から見た名古屋城天守閣木造復元の問題点」
という記事を見つけました。
http://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=7328&comment_sub_id=0&category_id=233

要点をまとめると
名古屋城天守閣の木造再建は現在の法律では耐震耐火の問題から違法。
新しい建築物にはバリアフリーが法的に義務付けられている。

名古屋城は国の特別史跡なので石垣の問題がある。
コンクリートで再建した時に一部の石垣を壊したり、積み直し、
空襲で焼けた傷もある。
これをくわしく調査する必要がある。


天守閣再建ありきで文化庁の同意が得られてないので
石垣調査がまだ始まってない。

復元年代がバラバラになってしまう。
もうすぐ全面公開される本丸御殿は寛永期(1624年から1644年) の復元。 宝暦期の天守が建つのはおかしいということに。

もともと名古屋城は戦闘用かつ敵威嚇用の城で老人、子供、女性などが 上がるものではありません。


まだほかにもたくさん問題点が。

なんかもう木造再建は無理なのかな。

復元する年代をそろえるというのは
リンク先筆者の考えだとは思います。

石垣の状態が上の画像以外にもリンク先画像にあった。
過去記事を探したらたぶんこれのことをいっているのか。

天守閣東側のエレベータ塔屋ちかくの石垣。
上側の石垣はなめらかだが、下の方はデコボコになっている。
記事では積みなおしたのではとの指摘がある。
名古屋城東側の石垣状態.jpg

これは、まず計画通りに再建が進まないと思います。

天守閣再建より石垣の詳しい調査、再建に時間がかかると思います。

今回で名古屋城の記事は終了です。名古屋城に何か動きがあればまた記事予定。


明日、将棋の藤井六段が七段への昇段を賭けた対局があります。
対局に勝利すれば、師匠と同じ段に。どうなるでしょうか。




こちらの記事もどうぞ。



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タグ:名古屋城
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コメント 6

hatumi30331

うちのパパリンは将棋が大好きです。
きっと明日、見るんやろうな〜

裁判傍聴は、勉強になりますよ。
by hatumi30331 (2018-05-18 00:15) 

tsun

耐震・耐火性能とかバリアフリーとか、そんなの考えていたら木造復元にする意味はないですよね。
個人的は、国宝だった頃の天守を、再現してもらいたいです。
by tsun (2018-05-18 00:17) 

viviane

それだけ重要、且つ素晴らしいお城だったと言う事ですよ
色々問題があるのは承知で~木造復元すると決まったのですから
最後まで黙って見守りましょう

by viviane (2018-05-18 00:28) 

いっぷく

私は、人間不在の建造物も決定ごとも価値はないと思っています。
そのへんがブルジョアの方とは違うんで。

by いっぷく (2018-05-18 02:53) 

ヨッシーパパ

平成27年3月27日の姫路城グランドオープンの天守閣には、エレベーターはありませんでしたが、この時には、問題にはならなかったのでしょうか?
かなり、急な階段もあって、登るのに一苦労しました。
by ヨッシーパパ (2018-05-18 19:07) 

とまと

ブログパーツの表示に時間がかかりますね^^
by とまと (2018-05-19 00:03) 

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