今日からしばらく過去に撮影した画像記事。
初日は、2012年6月撮影の 東京・渋谷駅前にあった電車モニュメント。



近くにあった説明 ↓

 このたび、渋谷駅ハチ公前広場に電車モニュメントを設置する
運びとなりました。
 振り返りますと、渋谷の街は、鉄道とともに歩み発展して
まいりました。それは、明治18年に品川鉄道(現在の山手線)に
渋谷駅が設置されたことに始まります。その後、明治40年に
は多摩川電車が開通し、明治44年は東京市電が渋谷まで
延長されました。
 昭和の時代には、まず昭和2年に東横線の開通、
昭和8年には帝都電鉄(現在の井の頭線)、さらに昭和13年には
地下鉄銀座線が開通し、渋谷駅は商業の集積とともに日本有数の
ターミナル駅になりました。
 設置いたしますモニュメントは昭和29年に東京急行電鉄株式会社
により製作され当時、、超軽量電車5000系として東横線で活躍した
記念すべき第1号車です。
渋谷にゆかりのある電車を設置することにより、渋谷の歴史やふるさと
渋谷の伝統文化、区民の生活様式の変遷を後世に伝え、
合わせ来街者の皆さまに渋谷の街づくりを知っていただく契機としたいと存じます。
 また、これまでハチ公前広場で実施されてきた青少年のための茶の湯体験事業や
パトロールなどを発展させ、子どもの相談、青少年の育成活動、地元商店街の振興、
地域の美化活動の連携拠点になるものと期待するものであります。
 最後になりますが、設置に当たり、地元の関係者の多大なるご協力により心より
感謝するとともに、このモニュメントが多くの区民の皆様、渋谷に集う青少年に
親しまれ愛されて渋谷駅周辺の環境向上に寄与することができれば幸いに存じます。

平成18年10月26日
渋谷区長 桑原 敏武