名古屋港ガーデン埠頭にあった名古屋港イタリア村(ウィキペディア) 

下の地図は、イタリア村があった場所。


一部の建物が港湾地区の木造建築物を禁止している
名古屋市の条例違反だったことが発覚し、
運営していた会社が破綻して、2008年5月に営業休止になって
しまいました。

このイタリア村は、土地と建物は、名古屋港管理組合が所有し、
民間の会社が運営してました。

先日イタリア村が、営業休止してから初めて行ってきました。
中へ立ち入るには、事前に許可が必要ということになってました。

地下鉄名港線名古屋港駅で見かけた
イタリア村在庫一掃セールのポスター。



名古屋港イタリア村を外から撮影しました。
クリックすると大きくなります。

この画像に写っている手前2列の建物が木造の違法建築物です。


奥に写っている建物も違法建築物。


奥に写っている赤いテントの建物も同じく・・・。

これらの違法建築物14棟のうち11棟は、来年2009年2月までに名古屋港管理組合が
建物の撤去費用8千万円を肩代わりして、破産管財人に費用を請求する方針。

残りの3棟は施設内で結婚式場を継続して営業しているクレールに譲渡し、撤去をする。

結果として、名古屋港管理組合が違法建築物を見逃したので
関係者を処分する方針なんだそうです。

港湾地区に木造建築物が違法とされているのは、1959年(昭和34年)9月26日紀伊半島に
上陸し東海地方に甚大な被害を与えた伊勢湾台風(ウィキペディア)を契機に制定されました。

伊勢湾台風の死者4697名 行方不明401名にも及びます。


今後この土地がどうなるのか気になります。

ウィキペディアに名古屋港イタリア村の説明があります。