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世界の果てまでイッテQヤラセ問題 [テレビ]

2018年11月8日発売の週刊文春が
毎週日曜午後7時58分から日本テレビ系列で放送の
謎解き冒険バラエティ「世界の果てまでイッテQ」で
5月20日に放送されたラオスでの「橋祭り」でやらせ(でっちあげ)疑惑を報道。
当初日本テレビは、ヤラセを否定。






11月15日 日本テレビ放送網株式会社 社長が記者会見。
以下日刊スポーツ掲載の記者会見要旨。

日テレ社長「面白ければいいですまない」会見要旨
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00393060-nksports-ent

民放連の大久保好男会長(68)が、15日、都内で、民放連定例会長会見を行った。日本テレビに対しては「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)の「祭り」企画について週刊文春が“やらせ疑惑”を報じている。問題となったのはタレント宮川大輔が出演した5月20日放送回、ラオスの「橋祭り」。同誌は祭り自体が存在しないと指摘していた。

大久保氏はこの問題の受けとめを問われ、日本テレビの社長として答えるとし番組で「疑念、ご心配をおかけする事態となった。大変申し訳無く思っています。視聴者の皆さん、出演者の皆さん、現地で制作に協力していただいた皆さん、多くの関係者の皆さんにおわびを申し上げます」と頭を下げて謝罪した。

大久保氏は現時点で分かっている範囲で説明すると切り出すと「番組の制作陣によると、企画の趣旨はどんな困難な挑戦にも宮川さんが本気でぶかっていく姿を見せるバラエティー番組として視聴者の皆さんに楽しんでいただきたいということだった。そのため、祭りとしてとらえるものも幅広くとらえることにした」と説明した。

さらに、伝統的な祭りから各種のイベントやゲームまでさまざまな催しを企画の対象にしてきたと説明した。祭りでないものを祭りというのはでっち上げという指摘には「祭りのネーミングはスペインのトマト祭りのように日本でも広く知られている祭りがある一方、現地の名称では内容が伝わりにくいもの、そもそも祭りという概念には属さないイベントもある。こうしたイベントなどは親しみやすい祭りの名前を番組側でつけて放送してきた。宮川さん出演した企画は111本ある。企画が成立するプロセスはそれぞれ違う。会社がリサーチ会社を使って調べた世界の祭りから選ぶことも、世界各国の現地のコーディネート会社などからの提案を受けて企画を選定する企画もあった。祭りへの参加にあたってはコーディネート会社を通じ、祭りの主催者とスケジュールなどさまざまの協議を行い、協力を得ながら進めている。費用もロケに協力してもらうこともあり、コーディネート会社を通じてそれぞれのケースに応じ、開催費用や賞金、謝礼を払っていた」とした。

8日に同局は「番組から企画にしたり、セットを提供したり、賞金を渡した事実もない」とコメントしていた。大久保会長は「番組というのを日本テレビのプロデューサーやディレクターなど狭く限定した表現であって、これは誤りです。現地のコーディネートは外部の人とはいえ、大切な協力者。番組の成立に不可欠な人いうのは間違いない。コーディネートには責任はなく、放送責任はすべて日本テレビが負う」と語った。

大久保氏はやらせと指摘される報道に「日本テレビの制作陣にはそのような意図はなかった。そう指摘されると思っていなかったということです。もとより番組はロケ先やスタジオで起きたことをありのままに伝え、見せることを大切にしてきた番組。ただ、今回の報道各社の指摘を受け、あらためて見直すと、番組制作陣が祭り企画の解釈を拡大しすぎて、視聴者の皆さんが祭りという名前でイメージするには無理があるものまで祭りとして扱うようになってしまった。結果、祭りという企画に疑念を生じさせてしまったように思う。指摘された橋祭りも、祭りということではなく、宮川さんのチャレンジ企画として一本橋を自転車で渡るビエンチャンで初開催のイベントに挑戦する宮川さんと紹介すれば良かったと制作陣は反省している」とした。

また、大久保氏は日本テレビ社長として「バラエティーがある程度、虚構を含むものであっても、放送界の感性が一般社会の倫理観とかい離していないかを極めて重要な問いとして自らに向ける必要がある。これはBPOがバラエティー番組に対して出している見解。このBPOの指摘を日本テレビのバラエティー番組の制作にあたるすべての社員に厳しく問いかけていく。面白ければいいということではすまない。一般社会の倫理観、価値観と離れて番組を作ることはできないとあらためて現場に指示する」とした。

大久保氏は出演者には何の責任もないとし、こうした事態を招いた責任を痛感しているとし、同企画について調査をしている紹介。これを機に制作のあり方を再点検するとした。その上で祭り企画について「視聴者の皆さんの批判、指摘を真摯(しんし)に受けとめ、視聴者の皆さんに自信をもってお届けできるまで当面休止する」と語った。

現在、放送前の収録済みの企画は1本だけという。同局ではこれまでの祭り企画についてスタッフや関係者を中心に社内横断的に調査を進めているという。

また、大久保氏は番組司会者の内村光良についても言及。「(13日に)観覧しているお客さまの前で、『一連の報道でお騒がせして申し訳ありません』とおわびした。内村さんはそのおわびにあわせて『撮影に際しては、常々、みんなもスタッフも全力やっています。少しも手を抜くことはありません。それは理解していただきたいと思っています。番組が続く限り、我々一同、全力でやっていきます。今後の番組をよろしくお願いします』と話した」と紹介した。大久保氏は「出演者の皆さんに責任はありません。すべて日本テレビの責任。私たちはこういう事態になったことが恥ずかしい。内村さんに対し申し訳ない」と語った。

また、別の報道では、
『イッテQ!』の全祭りを検証、11個が存在を確認できず
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181115-00000015-pseven-ent
一部抜粋
女性セブンは、『イッテQ』の疑惑を払拭すべく、過去の祭りを調査した。番組公式サイトから「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」の放送116回(宮川以外が参加した祭りも含む)を抽出し、その祭りが存在するかを現地人に取材したほか、インターネット上でも情報を集めた。その結果、企画スタートから約5年間はすべての祭りの存在が確認できた。また話題を集めた人気企画の多くも実在した。

しかし、女性セブンではその存在を確認できなかった祭りが『文春』に報じられたラオスの祭りを含め11あった。

 その11の祭り中、7つがタイ近郊での祭りだった。例えば、2013年3月3日に放送されたタイ・コークモウの「水瓶祭り」。浮き輪を装着した水瓶を川に浮かべ、それに乗るレースだ。


同業他社の株主としてはヤラセなら正直に「ヤラセ(フィクション)」にすれば済んだ話。
「海外でお祭りをやったらこうなった」みたいにすればよかったのに。

この番組は今年から見始めて、たしかにバラエティとしてはおもしろい。

日本テレビは2003年にバラエティ番組の視聴率を買収たのが発覚、
担当プロデューサーは懲戒解雇、
社長は副社長へ降格、会長は最高経営責任者を辞任、
電通と視聴率調査会社ビデオリサーチから民事訴訟をおこされた。
詳細はウィキペディア 日本テレビ視聴率買収事件

イッテQが「逝ッテQ」になるのか。

追記:2018年11月18日
イッテQの放送が通常通りあり、番組冒頭で謝罪。
祭りを拡大解釈してしまった。

これでこの問題は終息かな。
あとはBPOから番組制作の報告書提出を求められているので、それ次第。

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