--2020年5月19日以前の記事で画像が障害により表示できてません。--
死者5000人を超えた伊勢湾台風をふりかえる [ニュース]
接近している台風21号と伊勢湾台風の進路が似てます。
ウィキペディアから引用。
伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、国際名:ヴェラ〔Vera〕)は、
1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、
ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風である。
伊勢湾沿岸の愛知県・三重県の被害が特に甚大であり、「伊勢湾台風」と呼ばれることとなった。
人的被害は、和歌山県、奈良県、伊勢湾沿岸の三重県、愛知県、
日本アルプス寄りの岐阜県を中心に
犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人
1995年1月17日に兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生するまで、
第二次世界大戦後の自然災害で最多のものだった。
台風は9月26日18時過ぎ、930 mb の勢力を持って潮岬の西 15 km 付近に上陸した。
26日朝までの進行速度は毎時 30 km 以下であったが次第に加速して、
上陸後は 60 - 70 km で紀伊半島を縦断し、
中央高地を経て27日0時過ぎに日本海に抜けた頃には 90 km にも達している。
27日9時前後に秋田沖に進んだ中心は次第に消滅し、
青森県の日本海上に新たな中心が生じて東北東進する「ジャンプ現象」を起こした。
※mb(ミリバール)、1992年12月からはhPa(ヘクトパスカル)に変更。単位は同じ。
急速に猛烈な台風に発達し、勢力が衰えないまま日本本土を直撃
非常に規模が大きい超大型の台風
典型的な放物線形の経路を取り、進路予想がほぼ正確
全国被害状況集計において、犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)、
うち愛知県で3,351人(うち名古屋市1,909人)、
三重県1,211人と、伊勢湾岸の2県に集中。負傷者38,921人。
特に顕著であったのは高潮の被害であった。
このような高潮で最も多くの人命が失われたのは名古屋市南西部の南区や港区であるが、
これには名古屋港の貯木場(現在の白鳥公園付近にあった)から流出した
20万 t に及ぶラワン材などによるところが大きい。
直径 1 m 、長さ 10 m 、重量 7 - 8 t にもなる木材の大群が高潮に乗って
住宅地を破壊したものである。
高波と風の勢いでこの巨大な木材が縦に転がったという目撃談もある。
南区ではおよそ1,500人の犠牲者の大部分がこうした流木によると推定されている。
更に流木によって倒壊した家屋が流されて他の家屋に衝突するケースもあった。
名古屋市熱田区にある宮の渡し公園。
東側に、伊勢湾台風の浸水位標識がありました。
この浸水位標識は、伊勢湾台風の惨禍を永く記録にとどめるため、被
災30年に当たり設置したものです。
なお、この標識の浸水位は、被災当時のこの付近一帯の最大浸水位を
本標識の足下からの高さに置き換えて表示したものです。
名古屋市内の浸水域。
関連記事
2017年11月18日記事
宮の渡し公園にあった伊勢湾台風浸水位標識
伊勢湾台風を題材とした作品がいくつかある。
名古屋港イタリア村が閉鎖する一因になったのは、名古屋市の条例では、
湾岸地域に木造建築物が禁止で、伊勢湾台風で上記の被害がでたため。
厳重な警戒が必要!
くれぐれもどの地域にも被害が出ないように!
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台風21号の予想進路と伊勢湾台風の進路を比べてみた。現在地付近での気圧も似てるし、これはやばい。
— 安川@安川製作所:C94 TU. (@yas_k15) 2018年8月31日
伊勢湾台風は、昭和34年に愛知三重等で5000人の犠牲者を出した風。
愛知三重の人は今週末に準備して対策を。近づく前に避難を。#台風 pic.twitter.com/hiTpmgMuw9
ウィキペディアから引用。
伊勢湾台風(いせわんたいふう、昭和34年台風第15号、国際名:ヴェラ〔Vera〕)は、
1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、
ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風である。
伊勢湾沿岸の愛知県・三重県の被害が特に甚大であり、「伊勢湾台風」と呼ばれることとなった。
人的被害は、和歌山県、奈良県、伊勢湾沿岸の三重県、愛知県、
日本アルプス寄りの岐阜県を中心に
犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人
1995年1月17日に兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生するまで、
第二次世界大戦後の自然災害で最多のものだった。
台風は9月26日18時過ぎ、930 mb の勢力を持って潮岬の西 15 km 付近に上陸した。
26日朝までの進行速度は毎時 30 km 以下であったが次第に加速して、
上陸後は 60 - 70 km で紀伊半島を縦断し、
中央高地を経て27日0時過ぎに日本海に抜けた頃には 90 km にも達している。
27日9時前後に秋田沖に進んだ中心は次第に消滅し、
青森県の日本海上に新たな中心が生じて東北東進する「ジャンプ現象」を起こした。
※mb(ミリバール)、1992年12月からはhPa(ヘクトパスカル)に変更。単位は同じ。
急速に猛烈な台風に発達し、勢力が衰えないまま日本本土を直撃
非常に規模が大きい超大型の台風
典型的な放物線形の経路を取り、進路予想がほぼ正確
全国被害状況集計において、犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)、
うち愛知県で3,351人(うち名古屋市1,909人)、
三重県1,211人と、伊勢湾岸の2県に集中。負傷者38,921人。
特に顕著であったのは高潮の被害であった。
このような高潮で最も多くの人命が失われたのは名古屋市南西部の南区や港区であるが、
これには名古屋港の貯木場(現在の白鳥公園付近にあった)から流出した
20万 t に及ぶラワン材などによるところが大きい。
直径 1 m 、長さ 10 m 、重量 7 - 8 t にもなる木材の大群が高潮に乗って
住宅地を破壊したものである。
高波と風の勢いでこの巨大な木材が縦に転がったという目撃談もある。
南区ではおよそ1,500人の犠牲者の大部分がこうした流木によると推定されている。
更に流木によって倒壊した家屋が流されて他の家屋に衝突するケースもあった。
名古屋市熱田区にある宮の渡し公園。
東側に、伊勢湾台風の浸水位標識がありました。
この浸水位標識は、伊勢湾台風の惨禍を永く記録にとどめるため、被
災30年に当たり設置したものです。
なお、この標識の浸水位は、被災当時のこの付近一帯の最大浸水位を
本標識の足下からの高さに置き換えて表示したものです。
名古屋市内の浸水域。
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2017年11月18日記事
宮の渡し公園にあった伊勢湾台風浸水位標識
伊勢湾台風を題材とした作品がいくつかある。
名古屋港イタリア村が閉鎖する一因になったのは、名古屋市の条例では、
湾岸地域に木造建築物が禁止で、伊勢湾台風で上記の被害がでたため。
厳重な警戒が必要!
くれぐれもどの地域にも被害が出ないように!
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タグ:台風